地味に貴重? 909編成の初入庫シーン

 先日、「”謎” 東西線を走る東豊線車両!?」で紹介した通り、札幌市営地下鉄東豊線の車両が出入庫のために東西線を走行することがある。筆者は記事を書く際には基本的に読者にイメージを膨らませてもらうために、関連する動画を掲載している。「”謎” 東西線を走る東豊線車両!?」にて掲載した動画は、「東豊線の車両が東西線を走るってことは当たり前なんだ」ということを理解しやすいように特別なことはない通常の回送シーンを撮影したものである。では、今日は少し特別な回送シーンを紹介しよう。

 本日掲載した動画は2015年10月10日に撮影したものである。東豊線が主役の動画なのにサムネイルが東西線ということ以外は特に変わったところがない普通の回送シーンに見える。だが、"サムネイルが東西線だ"、そんな細かいことなどどうでもいいことだ(と思います)。サムネイルのことは棚に上げておくと確かに普通の回送シーンに見える。しかし、この動画には少しだけ特別なことがある。

 実はこの動画は909編成初の入庫シーン(ただし、搬入回送、試運転を除く)である。2015年と言えば、東豊線に9000形が慌ただしく導入された年というのはまだ記憶に新しいことだろう。この動画の909編成も2015年に導入された編成の1つで、動画を撮影する少し前の10月8日より運行開始された。8日から運用入りした909編成は2日連続、本線で夜を過ごし、10日にようやく西車両基地へ入庫できたわけだ。そこを筆者は(偶然)撮影した。

 余談であるが、筆者がこの909編成に初めて乗車したのは運用開始翌年の2016年1月である。

East Tokyo Railway

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